世界観設定

読めばもっと楽しめるかも?

ライナ

ライヴァス達が生きる世界。魔法が存在する。
近年悪魔に脅かされ、魔界との間にある壁が崩壊寸前。各国が魔力による壁の保全に取りかかっている。しかしそのほとんどを支えるのがライヴァスの神懸かりな魔力である。

イルエディア帝国

ライナ最強の国。もっとも大きな国土と国力(=魔力)を持つ。
帝国と名乗っているのはこの国だけである。

ネーデルアームス王国

イルエディア帝国の次に力のある国。国内では権力争いが続く。

ハヴェルツェリア王国

最も神聖な国として有名。国内各地にたくさんの神殿と図書館が建設されており、様々な知識に精通しているとされている。

ヴァ−デン王国

軍事国家。悪い噂も聞く。

シリル王国

最も新しい国。海岸部に住んでいた部族が独立して出来た。

フィアナ公国

最も古くからあると言われている島国。
祖先は人間と違うと言われており、また近年の研究でその可能性が確実視された。特徴として、耳の形が人間のものと比べとがっており、髪の色が白銀である。その血が濃いほど純粋な銀色に近づくとされ、高貴な血の者に多いという。
島には様々な結界が張られており、島内部に入るのは難しい。

寿命・身長

ライナに住む人間の平均寿命は5000歳以上。その者の魔力によって変わる。魔力が強いほど寿命も長い。
身長に関しても、地球人より大きい。男性の平均身長は約200p。女性は約185p。

黒髪の価値

ライナでは、黒という色はとても貴重であり、神の色としてあがめられている。神話では神々は一人残らず黒髪黒眼であるため、黒は神の色とされているのである。しかも、黒という色は劣性遺伝子で、遺伝で継承されにくく、太古には多く存在していた黒髪黒眼の者も、今では存在しない。
黒髪のみを受け継ぐ者は今も数人存在し、いずれも高い魔力を有している。イルエディア帝国のルーダス王家は、黒髪を代々受け継いだという家系である。次第に薄れ、他の色が混ざっていた黒色であるが、ライヴァスは先祖返りと噂されるほどの黒髪を持つ。
ルーダス王家に伝わる黒髪は、王家を支える一因とも言える。